中味汁は、豚料理を知り尽くした沖縄の豚の究極の料理です。
丁寧に下ごしらえをして、カツオだしで煮込んだ、あっさりとコクのある美味しいスープです。
中味汁とは
中味汁（なかみじる）は、祝い料理、接待料理の代表的な琉球料理の一つです。
なかみとは、豚の胃袋や腸などのいわゆるモツのことです。そのなかみを時間をかけて洗浄、水煮といった下ごしらえし、とろけるように煮込んだ大変手の込んだ料理です。こんにゃく、椎茸を入れ、あっさりとした味付けで、くせのない美味しいお吸い物です。
中味汁は手間暇かかる美味しい料理
家庭で中味汁を作るには大変な労力が要ります。沖縄のお肉屋さんやスーパーでは洗浄、水煮をしたなかみを売っていますが、家庭でもさらに小麦粉をまぶしてもみ洗いをし、茹でて余計な脂分を抜きます。小麦粉はあくや脂肪を吸着させるそうです。また、油をまぶしてから熱湯で洗う方法もあります。
下ごしらえをしたなかみを、ショウガやねぎといった野菜、こんにゃくなどとよく煮て、鰹だしで味付けしたものが中味汁です。実にテーアンダー（手の込んだ）料理です。それでも人気料理なのは、その美味しさです。モツ料理はコクのある美味しさです。
ご家庭でもお手軽な美味しい中味汁
そんなたいへんな料理ですが、ご家庭で手軽にいただけるようになりました。いつでも食べたいときにさっと温めるだけで、美味しい中味汁がいただけます。
中味汁は下ごしらえがしっかりしているので脂やコレステロールが抜け、結構あっさりして、しかも鉄分が多いヘルシーなスープです。
薬味にフーチバー（よもぎ）を乗せると色合いも綺麗で、フーチバーの爽やかな香りとともに味わえます。
沖縄伝統の島豚あぐー
アグーは、沖縄の貴重な豚で、今からはるか昔、約600年前に中国から導入され、沖縄で飼い続けられていた小型の「島豚」が由来となっています。
アグーは、普通の豚に比べてかなり小型で、成長が遅く、 成豚の体重は100kg超えぐらいです。ちなみに、普通の豚は200～300kgぐらいです。
アグーは、脂に甘みと旨みがあり、一般的な豚肉より、肉質が優れていると評価されています。
中味汁のおすすめポイント
・おススメは沖縄そばを入れて中味そばに。これが結構美味しい。中味そばは県内のそば屋さんでも人気メニューです。
あぐー豚中味汁
原材料：豚モツ（沖縄県産）、こんにゃく、豚・鶏がらスープ、椎茸、食塩水、鰹節、おろし生姜、佐藤、調味料（アミノ酸等）、水酸化カルシウム、（原材料の一部に豚肉、鶏肉、リンゴを含む）
内容量 約280ｇ
※内容等につきましては、製造元の都合により変更されることがあります。
※賞味期限２ヶ月以上残存のものを発送します。
※薬味（よもぎ）等は入っていません。調理例です。
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