ジュビンは、カルシウムやビタミンが栄養が豊富なつる性野菜です。
カルシウムは緑黄色野菜の代表ホウレンソウのなんと3倍!
おひたしや、ごま油で炒めると美味しいですよ。
ジュビン(つるむらさき)とは
ジュビン(つるむらさき)は、つるむらさき科の野菜です。英語でもマラバール(Malabar)のほうれんそうと呼ばれるようにほうれんそうような味がします。その名の通りツル性の植物で、暑さに強く、沖縄の暑い夏に元気に次々とツルをのばし育ちます。また、台風にも強く、傷ついても直ぐにツルを出し回復します。栄養面でもビタミン類がとても高く、またネバネバ野菜で夏バテにもいい野菜です。
なお、ムサラキはツルの色ではなく、果実の汁の色が紫によるものです。
ジュビンの由来とは
言葉として最近はあまり使わなくなりましたが、つるむらさきを沖縄では「ジュビン」「ジビン」と呼ばれています。「地紅」のなまりという説があります。
沖縄では便秘や解熱、利尿によいと言われています。
つるや葉の色は紫色と緑色の品種があります。
※ジュビン(つるむらさき)のご注文は3袋以上でお願いします。
沖縄は離島扱いのため配送料が高く、当店も送料を負担しております。
そのため、単品では原価割れしてしまいますので、よろしくお願いします。
表示価格は1袋当りの価格です。
つるむらさきのおすすめポイント
・つるむらさきは油炒めが良く合います。にんにくで香りを付けたごま油で炒めるとお酒の肴になります。
・ネバネバ野菜として楽しむには、おひたしがおすすめです。
新型コロナウイルス感染症の影響について
配送業者より、配送に時間がかかるとの連絡がありました。
そのため、生鮮品については受注を停止しております。
ジュビン(つるむらさき)
【内容量等】1袋200g前後
【食べ方等】葉や蔓(茎)を食す。お浸し、炒め物、かき揚げ等
【保存方法】冷蔵庫の野菜庫で保存
【日持ち等】冷蔵:10日程度
【販売時期】6~12月
※出荷状況によって、紫色品種と緑色品種のどちらかのみになる場合がございます。
※農産物の形状は個々により異なります。
※日持ちについては目安です。保存条件により前後します。
※受取遅れによる腐敗については返品・交換できません。
※植物工場のような薬品養液で栽培されたものと異なり、沖縄の畑で育ったため、畑土や虫等が着いていることもあります。全て取れきれないため、気にされる方はご遠慮下さい。
つるむらさき栽培
つるむらさきの花
ジュビンの花は、このような小さなかわいらしい花です。ツルのあちこちにこのような花を次々と咲かせます。
やがて紫色の実をつけます。
つるむらさきの料理・調理例
ジュビン(つるむらさき)のおひたし
ジュビンはさっと湯がいて、お浸しにして食べるのがもっとも一般的な食べ方です。沸騰したお湯に塩を少し入れ、軽く湯がきます。ホウレンソウのような味がします。
写真食器:
→さざなみ皿
つるむらさきスパゲッティ
材料(2人分):
ジュビン 50g
スパゲッティ 120g
ベーコン 50g
オリーブオイル 少々
調味料(塩、コショウ)
1)ジュビンをさっと洗い、葉はちぎりそのまま、茎は5cmぐらいに切ります。
2)スパゲッティを規定の時間ゆでます。少し固めのいわゆるアルデンテでお湯から出し、ざるに入れお湯を切ります。
3)フライパンにオリーブオイルを引き、ベーコンを少し炒めます。ジュビンの茎から炒め、火が通ったら、葉を入れ少し炒めます。最後にスパゲッティを入れ、全体を混ぜて完成です。
※10分程度で、簡単に作れます。
ジュビン(つるむらさき)の栄養価
つるむらさき栄養成分表
つるむらさき ※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
ジュビンには、カロテンやビタミンKが豊富に含まれています。カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化し、粘膜や皮膚を保護する作用があります。Aに変化しないカロテン自体にも抗酸化性による抗ガン作用などの生理作用があるそうです。また、不足しがちなカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分も多く含まれています。カルシウムはホウレンソウの約3倍!しかも、骨の形成を促進するビタミンK、コラーゲンの形成を助けるビタミンCが豊富です。
つるむらさき栄養参考文献
ジュビン(つるむらさき)の雑学
茎の紫色が綺麗なつるむらさきですが、つるむらさきの名前の由来は、つる性で紫色の実がなるということから名付けられたそうです。だからつるが緑色のものも、もちろんつるむらさきです。