沖縄の伝統のお茶 さんぴん茶
縁側にはさんぴん茶と黒糖。
沖縄の田舎の風景です。
ジャスミンの香りが沖縄の風をお届けします。
さんぴん茶とは
さんぴん茶は沖縄でもっともポピュラーなお茶で、家庭で緑茶のように普通に飲まれているお茶です。もともとは中国の香片茶(シャンピエンチャ)が、歴史とともになまって「さんぴん茶」となったそうです。香片茶は茉莉花茶(ジャスミンティー)と同じです。
沖縄の長く暑い夏には、ジャスミンの爽やかな香りと、少し渋味のあるさんぴん茶が喉の渇きを潤します。田舎の方では、縁側に冷えたさんぴん茶と黒糖が置かれている風景をよく見かけます。
さんぴん茶でゆっくりとした時間を
さんぴん茶は、丹精込めて育て製茶した茶葉に、厳しく選び抜かれた摘みたての茉莉花(ジャスミン)を混ぜ合わせ、花のもつ優しくさわやかな香りと、茶の色、味のバランスを壊すことなく見事に調和させた芸術性の高いお茶です。
さっぱりとした滋味と、ほのかに残る上品な香りと甘味が特長です。
沖縄伊藤園さんぴん花茶
原材料:緑茶・花(ジャスミン)
内容量:約100g
原産国:中華人民共和国
※内容等につきましては、製造元の都合により変更される場合があります。
※賞味期限3ヶ月以上残存のものを発送します。
ペットボトルや缶のさんぴん茶に満足してますか?
さんぴん茶の茶葉の違いをご存知でしょうか。
さんぴん茶は、茶葉をジャスミンの花としばらく寝かすことで香りを付けます。高級なものは香りを付けた後、花と茶葉を分け、乾燥させます。
並品ではこの時にふるい分けられた花を、香り付けに使うそうです。つまり並品のさんぴん茶は一番香が抜けているため、そのまま花殻を残しています。
上品な味わいをお楽しみください。
さんぴん茶の美味しい淹れ方
1.急須に茶葉を1人分あたり小さじ3杯入れます。
2.お湯を1人あたり180cc注ぎ、約1分待ちます。
3.茶葉が開いたら、茶碗に注ぎ分けます。
さんぴん茶の雑学
一茶碗茶とは
沖縄の風習には一茶碗茶(チュチャワンジャー)というものがあります。家庭に訪問した際に出されたお茶を一杯で帰ろうとするともう一杯勧められます。これは、「急いで行かなくても、もう一杯お茶を飲んでいる間に厄に出会わなくて済みますよ」ということからの風習だそうです。
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