当店は沖縄本島南部を拠点とするインターネットショップです。
メインの農産物は出来るだけ新鮮なものをお届けするため、ご注文に応じて仕入れ、日中は県内の農家や仕入れ先を駆け回っていますので、実店舗はございません。
空き時間には、FaceBookのお知らせを更新していますので、沖縄の雰囲気や、実店舗の雰囲気をお楽しみ下さい。
当店のテーマは、「楽しく健康に食生活を」です。
以前は大阪で、毎日、いそいそと過ごしてきました。食事を楽しむということを忘れていた気がします。もっとも食事だけでなく仕事に追われる毎日で自分自身をも失っていました。
今の世の中、忙しくてゆっくりと食事をとる時間がなかなかとれませんが、それでも毎日食事は必要なのですから、少しでも食生活を楽しく、健康的な生活を送りましょう。
サプリメントや液体食糧も忙しいときは仕方がありませんが、我々は機械じゃなく人間なんですから、食材の違いを楽しみながら、また、器を楽しみながら食事をしましょう。また、野菜やフルーツ、お肉といった天然の素材から栄養を取ってれば、サプリのような過剰障害や栄養の偏りは起こりません。バランスのいい食事で健康生活です。
新鮮な野菜やフルーツ食べてますか?
私はベジタリアンではないのですが、野菜は大好きです。いつも朝から野菜炒めを食べています。
野菜の美味しさは香りと歯ごたえ、ほんのりとした甘みですね。もちろん好き嫌いもあります。私は子供の頃は出荷時期になれば、同じ野菜しかおかずがなかったので、嫌いになった野菜があります。茄子、蕗は今でも苦手です。でも、普段は野菜が多く、生野菜サラダも、ドレッシングもかけずに、野菜の味だけで食べています。一つ一つの野菜では個性が強すぎても、全体では美味しくなりますね。
例えば、玉ねぎも生のままでは、新玉でなければ結構辛く感じますが、キャベツやトマトと一緒に食べることで、玉ねぎの辛味とキャベツやトマトの甘みが重なって、ちょうどいい味になりますよね。そんな組み合わせを考えるのもなかなか面白いですよ。
あと野菜はてんぷらや、かき揚げにしても美味しいですね。煮込みも美味いし、炒めても美味いし。炒め物は軽く炒めたぐらいが、野菜の歯ごたえが楽しめて美味しいですね。春のさやいんげんも食べたときのパリッとした感じが美味しいですね。
フルーツは昔は水菓子と呼ばれていたように、瑞々しさが美味しいですよね。でも熱帯には全く水菓子っぽくないフルーツもあります。また、本土で見られるフルーツは木の枝になりますが、熱帯には幹になる果物もあります。香りも特徴的な香りのフルーツが多く、マンゴーやパッションフルーツなど部屋に1つ置いているだけで、部屋中、南国の香りが漂います。
野菜やフルーツの流通の問題点。
私自身、農家出身で自分でも栽培したり、また社会に出てからは農業行政にもかかわってきました。
経験上思うことは、担当の方に申し訳ないのですが、スーパーなどで販売されている野菜は「あまり美味しくない」ということです。また、レストランや居酒屋の野菜は「味がほとんどない『野菜のようなもの作り物』」です。
昔に比べると冷蔵保存技術はかなり向上しました。陳列されているものは、確かに見た目は新鮮な感じがします。でも食べると味が薄いというか、野菜自身の個性がないということです。
今の流通システムでは、農家から食卓に届くまで、実に多くの業者と時間を経由していきます。
国産のものでも、「農家→農協→市場→(別の市場)→仲買人→小売店→食卓」と流れていきます。
冷蔵保存技術は発達していますが、はたして業者がかわる際に保存状態のいいままで渡されているか?という点が疑問です。
というのも流れて行くたびに、どんどんと小分けにされていきます。つまり、保存庫から一旦出されて、小分けに詰め替えられるため、その時に温度変化や詰替作業によるストレスがかかります。ストレスがかかると野菜の栄養分もどんどん消費されるわけで、味がなくなってしまうのも当然です。
最近ではそのような問題も認識されるようになり、産地から直接買い付けするスーパーや外食産業も増えてきました。でも直接やりとりすることで農家に対しては色々な条件を押しつけることが多く、トラブルも少なくありません。農家からも「いい販路はないか?」といった話をよく聞きます。
そんなこんなありまして、私自身も野菜が好きなことや、色々な野菜を皆さんに知ってもらって、沖縄の農業も活性化すればと思い、ネット販売を始めました。当店は小さなネットショップなので沖縄の農産物の販路としては蜘蛛の糸のように細いものですが、色々な野菜を知っていただいて、少しでも沖縄農業に貢献できればと思っています。
新鮮なものをお届けします。
傷みやすい葉野菜やフルーツは、収穫して冷蔵すれば、そのままの状態で食卓まで届けるのが一番です。
当店では、葉野菜など傷みやすいものは冷蔵発送し、全て航空便にて、通常、発送日の翌日あるいは翌々日にご家庭にお届けしております。
採れたての新鮮な瑞々しい味を、味わってください。
農業は大変です。
家庭菜園ブームですが、家庭菜園と農業とは全く異なります。作業量の違いだけでなく、数種の野菜が混在するので、均一性や病害虫に悩まされることもほとんどないためです。同じ種類のものをたくさん作るといろいろな手間がかかります。大きさが少し違うだけで規格外として捨てられ、天候や病害虫で収穫がないときもあります。
そのようなこともあって、農産物を仕入れる際には、私はいつも農家の言い値で仕入れています。商売の基本からすると仕入価格を抑えることが常道ですが、農家の苦労が分かるから、その苦労として買っています。また、買値をたたくと、農家自身がやる気をなくし、それが品質の低下につながると思います。知り合いの農家にもスーパーや仲買人から直接仕入れにくることがあるのですが、だんだんと値段を下げ、条件を厳しくしてくるそうです。
だからスーパーで売られているキャベツや玉ねぎなどの一般的な野菜に比べると少し高く感じるかもしれませんが、お許しください。
食生活を楽しんでください。
当店は主に野菜やフルーツといった農産物が中心ですが、それ以外にも沖縄の一般的な食材を色々と集めています。食べてみて美味しいと思ったら直接交渉したりしています。ヤギ汁や豚の耳(ミミガー)など普段本土では食べること無い食材なども試してみると話題の一つにもなりますよ。
琉球ガラスは沖縄土産として人気ですが、日常の食器としてもお勧めです。同じお酒でも器が違うだけで、美味しさが違う気がします。日本は昔から酒器も遊びの一つとして色々な趣向が凝らされてきました。音が鳴るものや、飲みきるまで置けない高知のべく盃、入れすぎるとこぼれるものなど、単に飲むだけのものではなく、酒を飲む時間を楽しむため使われてきました。
琉球ガラスも酒を入れたときの瑞々しい輝きは何とも言えない美しさです。